ホルヘ・セフド『上りと下りで出会う』壁画の最上段、5階、ホテル・カテドラル

メキシコシティ, メキシコ

上りと下りで出会う

メキシコの中心で、アートと遺産に囲まれてご滞在を

壁画全体

上ることと下りることの二重性のバランスを取り、本質と再び出会うことを促す作品。ホテル内で発見されたエエカトルのピラミッドと球技場との対話でもあります。

作品データ

タイトル
上りと下りで出会う
作者
Jorge Cejudo
技法
壁面アクリル
寸法
16×5.3m
制作時期
2025年2月

解説

この壁画は、「上る・下りる」という二重性のバランスを通じて自己の本質と出会うことの大切さを表します。ホテルで発見された先コロンブス期の遺構、特にエエカトルのピラミッドと球技場へのオマージュです。

ピラミッドの抽象的表現と幾何学的・象徴的な形が、メソアメリカ文明の文化的豊かさを喚起します。画面を横切る緑の線はケツァルコアトルの蛇を象徴し、メソアメリカ宇宙観における13の天と9の冥界を結びます。

技法はジェスチャー的な筆致と鮮やかで飽和した色彩の組み合わせで、考古遺構のニュートラルなトーンと対比します。古代文明のエネルギーと生命を表し、有機的な線とともに、訪れる人に「すべてが絶えず動いている」感覚を伝えます。

象徴

エエカトルのピラミッド

先コロンブス期の歴史・文化とのつながりを表します。

球技場

二重性と均衡を象徴します。

ケツァルコアトルの蛇

天界と冥界を結び、ピラミッドへの入り口を想起させます。

13の天と9の冥界

メソアメリカ宇宙観と宇宙とのつながりを表します。

歴史的背景

壁画はメキシコシティ歴史地区のホテル・カテドラルにあり、先コロンブス期の考古学的遺構が残る場所です。地域の歴史・文化の記憶をよみがえらせ、訪れる人を文化の豊かさへとつなぐことを目指しています。

壁画全体

以下は5階から1階へ、ピラミッドタワーを下りるように壁画を上から順に見たビューです。

ホルヘ・セフド『上りと下りで出会う』壁画の最上段、5階、ホテル・カテドラル
5階(最上段)
ホルヘ・セフドの壁画、4階、ホテル・カテドラル
4階
ホルヘ・セフドの壁画、3階、ホテル・カテドラル
3階
ホルヘ・セフドの壁画、2階、ホテル・カテドラル
2階
ホルヘ・セフド『上りと下りで出会う』壁画の最下段、1階、ホテル・カテドラル
1階(最下段)